セミナー・イベント
詳しく見る
SAP Solutions
SAP(エスエーピー)は、ERP(統合基幹業務システム)の先駆者として世界標準を築き、現在も世界 のERP市場をリードするソフトウェア企業です。研究開発への継続的な大規模投資を通じて、クラウドやAIを活かした企業システムの進化を牽引しています。
ERPは、受注から調達・生産・出荷、会計までをつなぎ、部門を越えて共通の情報をもとに、納期の回答、調達・生産の計画、在庫の適正化、原価・利益の管理を進める仕組みです。情報の行き違いや重複作業を減らし、現場の判断と行動を、会社全体の生産性や収益性の向上につなげる土台になります。
いまSAPは、この業務とデータの基盤にAIを結びつけ、人とAIがともに仕事を進める企業のあり方を示しています。IPSは、その進化をお客様のビジネスと日々の成果につなげるため、企画・導入から活用・改善までをご支援します。
Human & AI
企業の仕事は、情報を見つけるだけでは完結しません。たとえば、お客様から納期を尋ねられたときには、注文の内容や在庫、生産・入荷の予定を確かめ、必要に応じて関係者と調整して回答します。日々の業務は、このように複数の情報と判断、手続きをつなぐことで成り立っています。
SAPが広げているのは、こうした一連の仕事をAIが支援する仕組みです。人が画面を探して一つずつ操作するだけでなく、目的を伝えることで、AIが情報の確認や対応案の作成、必要な手続きを支える。人はその内容を確かめ、お客様への対応や重要な判断に力を注ぐ。仕事の進め方が、この方向へ変わり始めています。
ただし、AIに仕事を任せるには、一般的な知識だけでは足りません。どの注文に対する在庫なのか、どの数字が最新なのか、誰の承認が必要なのか。自社の情報と仕事のルールを、AIが利用できる形に整える必要があります。
だからこそ、ERPの役割は、これからさらに広がります。日々の業務を動かし、取引を記録し、権限や承認を管理する基盤があることで、人もAIも、同じ事実とルールに基づいて仕事を進められるようになります。
大切なのは、現在の仕事をすべてAIに置き換えることではありません。これから実現したいビジネスに向けて、人が判断する仕事、仕組みで標準化する仕事、AIに任せる仕事を組み合わせていくことです。SAPは、そのための企業基盤へと進化を続けています。
日々の業務を正しく動かすこと。会社の状況を把握し、必要な変化を設計すること。そして、決めたことを人とAIが実行できるようにすること。これらは別々の課題ではなく、互いにつながっています。SAPはERPを核に、それぞれを支えるソリューションを広げています。
受注、生産、出荷、売上、入金。SAPのERPは、こうした情報を個別の記録で終わらせず、一つの取引の流れとして結びつけます。現場の進捗と会計の数字がつながることで、経営から現場まで、働く一人ひとりが正しい情報をもとに状況を捉え、判断し、行動するための土台になります。
営業は納期と採算を踏まえて提案し、調達・生産部門は在庫や供給予定をもとに手配や作業の優先順位を決める。経営は、その結果を原価や利益として評価する。それぞれが自分の仕事と会社の成果との関係を理解し、利益への貢献につながる行動をとれるようにします。
一方、企業に必要な情報はERPの中だけにあるとは限りません。工場や倉庫のシステム、営業活動の情報なども合わせて判断する場面があります。SAP Business Data Cloudは、SAPとSAP以外のデータを、その業務上の意味や関係を保ちながらつなぎ、分析やAIに活かすための基盤です。
目指すのは、数字を集めて照合することに時間を使うのではなく、共通の情報をもとに、経営から現場まで一人ひとりが判断し、連携して行動できる状態です。その積み重ねを、納期の遵守や在庫の適正化、生産性の向上、そして会社の利益につなげます。
データから課題が見えても、数字を見るだけでは、どの仕事を変えればよいかまでは分かりません。たとえば納期対応を早めるには、承認や情報の受け渡しのどこで時間がかかり、どのシステムが関わっているかを確かめる必要があります。
SAP Signavioは、業務の流れや実際の処理状況を見えるようにし、改善すべき点の把握を支えます。SAP LeanIXは、その業務をどのシステムが支え、システム同士がどう関係しているかを整理するためのソリューションです。
さらに、SAP LeanIXは、SAP AI Agent Hubと組み合わせることで、AIエージェントを含むAIの利用・管理を支える基盤にもなります。どのAIがどの業務を担い、どのシステムとつながり、誰が管理するのかを把握し、利用状況やリスクを踏まえて導入・見直しを進められます。
業務・IT・AIを合わせて捉えることで、「何を変えると、どこに影響し、どのような価値を生み出せるか」を考えやすくなります。守るべき強みを活かしながら、業務の流れや人とAIの役割を組み替え、新しい仕事の進め方を設計し、実行へつなげます。
データと仕事の流れを整えた先にあるのが、AIを日々の業務に組み込むことです。SAP Business AIやJoule(ジュール)は、企業の情報や業務の文脈をもとに、内容の確認、対応案の提示、業務の実行を支える方向へ進化しています。
既存システムとの連携や、自社に必要な機能の追加を支えるのがSAP Business Technology Platformです。Joule Studioは、自社の仕事に合わせて、作業を担うAI(AIエージェント)やアプリケーション、手続きの流れをつくる開発環境です。必要な仕組みを組み合わせることで、AIを相談相手だけでなく、仕事の一部を担う存在として活かしていきます。
その際には、AIが扱う情報と実行できる範囲を定め、人が確認・承認する場面を組み込みます。目指すのは、人の責任をなくすことではなく、確認や手続きの負担を軽くし、お客様への提案や業務の改善に力を注げる状態です。
大切なのは、これらの製品をすべて導入することではなく、お客様のビジネスに必要な役割を見極め、つなぐことです。IPSは、経営と業務・データ・ITを一体で捉え、企画・設計から導入、活用・改善までをご支援します。
SAP Corporate Profile
SAP(エスエーピー) 社はドイツ・ワルドルフに本社を置く世界最大規模の企業向け業務アプリケーションプロバイダーです。1972年の創設以来、ビジネスプロセス管理ソフトウェアの開発に注力し、単なるソフトウェア提供にとどまらず、グローバルな課題にも自ら取り組み、企業変革を支援するパートナーとして世界をリードしています。 SAPは、エンタープライズアプリケーションやビジネスAIのグローバルリーダーとして企業が直面するあらゆる課題に対し先頭に立って解決策を提供し、お客様が最高の成果を実現するために支援しています。
SAPは、ERPを核に、企業のさまざまな仕事を支える業務ソリューションを提供しています。現在は、そこに蓄積されるデータとAIを結びつけ、情報を確認することから、判断し、業務を実行することまでを支える方向へ進化しています。日々の業務を効率化するだけでなく、人がより重要な判断や新しい価値づくりに力を注げる企業の実現を目指しています。
SAPは、排出量・廃棄物・不平等の“ゼロ”を目指すサステナビリティ戦略を推進し、気候変動対策や循環型経済、社会的責任への取り組みを強化しています。さらに、経済的機会の創出や教育・雇用支援などCSR活動にも積極的です。加えて、AI・IoT・アナリティクスを含む先端技術への継続的な投資と機能拡張を通じて、企業の持続的な成長と変革を支えています。
サステナビリティ管理
SAPは排出量ゼロ、廃棄物ゼロ、不平等ゼロの世界を目指しています。SAPによる企業のサステナビリティへのアプローチは、気候変動対策、循環型経済、社会的責任を重視しながら、プラネタリーバウンダリー(地球の限界)の域内で経済面、社会面、環境面でのプラスの効果を生み出そうとしているものです。
社会的責任(CSR)
SAPは経済的機会、教育と雇用、循環型経済への公平なアクセスを後押ししています。 世界的に広がる気候変動、貧困、格差の拡大という深刻な問題に真摯に向き合い、より良い世界の実現と人々の生活の向上を支援することでCSRの推進を進めています。
Jouleで、情報の確認から
業務の実行へ
Jouleは、企業のデータや業務に結びついたSAPのAIです。単に一般的な質問へ答えるのではなく、利用者の目的に応じて必要な情報を示し、対応の検討や業務の実行を支えます。仕事を依頼する側と、その仕組みをつくる側の両方で何が変わるのか。ページ後半の「SAPとAIで変わる、これからの仕事」でご紹介します。
SAP Solutions
SAPの代表的な製品であるエンタープライズ・リソース・プランニング(ERP)と、
ERPを有効に活用する為の周辺ソリューションをご紹介します。
SAP S/4HANA CloudはAIとアナリティクスを搭載したモジュール型のクラウド型システムで、汎用性の高いERPです。原材料や外注サービスの購買情報、人や機械の生産活動時間や工程、在庫増減や倉庫の管理費用、販売価格や売上、債権などの情報がリアルタイムで統合されて明細レベルで会計まで流れて来ます。それらを利用して、決算の正確性の確保や迅速化(財務会計)、あるいは部門別の収益管理や単品別の製品原価管理(管理会計)などを実施することが可能です。
また、その各々の業務に対し多数のシナリオが網羅されており、自社に最適なシナリオの選択をして業務構築が可能です。
標準機能を活かしながら、
自社に必要な仕組みをつくる
SAPの標準機能を起点に、共通化できる業務を整理し、自社の強みとして残すべき仕事を見極めます。標準機能だけでは満たせない要件には、周辺システムとの連携や必要な機能拡張を組み合わせます。現在の使いやすさだけでなく、その後の運用や更新にも配慮し、変化に対応しやすい仕組みを目指します。
グローバルスタンダード
システム
SAPは多言語、多通貨対応はもちろん、各国の法令への対応も可能であり、海外との取引がある企業にとっては、管理がしやすい仕組みになっております。また会社コード単位で、国内外のグループ会社管理が可能で、マスタや勘定科目などの統一により、グローバル共通基盤としての活用が可能です。世界各国の中堅成長企業向けSAP有力パートナーで構成されるグローバルアライアンス、“UNITED VARS”も整備されており、様々な海外課題を解決できる導入パートナーが多く参画しております。
業務とデータの一貫性を支える基盤
受注した内容が出荷や売上につながり、その結果が在庫や会計に反映される。SAPのERPは、こうした部門をまたぐ仕事をつなぎ、共通の情報をもとに業務と判断を進めるための基盤です。データの定義や更新の仕方、権限・承認を適切に設計することで、日々の処理と管理の確かさを支えます。
尚、上記特徴に加え、昨今のグローバルな課題へ対応したソリューションもラインナップしております。
気候変動対策
ソリューション
循環型経済
ソリューション
社会的責任
ソリューション
SAPにはSAP S/4HANA Cloud以外にもSAP S/4HANAを有効活用する為に様々な周辺システムが準備されております。需要予測などSCMを支援するものから、人材情報を管理するHR領域など幅広い領域でのソリューションがラインナップされており、総合的に経営意思決定を支援することが可能となっております。その中でも代表的な周辺ソリューションをご紹介致します。
IBP
(SCM計画)
販売事業計画・需要予測、在庫最適化などのSCM計画支援ソリューションです。
Fieldglass
(契約社員・外注要員管理)
募集情報の公開、候補者の比較、要員の発注、作業検収・請求支払いなどを管理するソリューションです。
SAP Customer Experience
(CX)ソリューション
営業・サービス・マーケティングなど、お客様との接点に関わる仕事を支えるソリューション群です。商談や問い合わせなどの情報を活かし、部門を越えてお客様を理解し、一貫した対応につなげるための仕組みを提供します。
Concur
(経費・出張費精算)
経費・旅費精算の申請、承認、決裁、支払いまでの一元管理を可能にするソリューションです。
SuccessFactors
(人材マネジメント)
人材の採用、開発、育成、配置、評価を管理し、社内人材の可視化を支援するタレントマネジメントソリューションです。
SAP and AI at Work
情報確認日:2026年9月8日
SAPは、AIが企業の業務を担い、人が判断や価値の創出に力を注ぐ企業像「Autonomous Enterprise」を掲げています。その変化は、業務システムに対話機能が付くことだけではありません。人が仕事を依頼する方法と、企業が仕事の仕組みをつくる方法が、ともに変わり始めています。
たとえば、「納期が遅れそうな注文を確認し、対応を考える」という仕事を考えてみます。受注・在庫・入荷予定の画面を行き来し、担当者へ問い合わせ、集めた情報から対応案をつくる。その確認や調整自体に時間がかかる場面があります。
このような仕事を、「何をしたいか」から始められるようにするのがJoule Workです。利用者が目的を伝えると、必要な情報や作業を担うAIエージェントを結びつけ、SAPとSAP以外のシステムにまたがる仕事を支援するワークスペースです。
先ほどの例で目指すのは、AIが確認した状況や対応案をもとに、人が優先順位を決め、必要な承認やお客様への説明を行う姿です。画面を探すことや情報を集めることではなく、よりよい対応を判断することに力を注ぐ。Joule Workは、こうした仕事の進め方への変化を示しています。
ただし、どの対応に承認が必要か、どこまでAIに任せるかは、会社によって異なります。用意されたAI機能を使うだけではなく、自社の業務やルールに合わせて、仕事の仕組みをつくることも必要になります。
そのための開発環境がJoule Studioです。SAPが発表した新しいJoule Studioは、自然な言葉で伝えた業務の目的をもとに、AIエージェントやアプリケーション、ワークフローの開発を支援します。ワークフローとは、確認・承認・処理などをつないだ一連の仕事の流れです。
納期対応でいえば、どの状況を担当者へ知らせ、どの対応には承認を求めるのか。そのルールを具体化し、必要なデータやシステムとつなぎ、動作を確かめて運用することが求められます。AIが開発を支援するようになっても、何を実現したいのかを定め、業務に合っているかを確認する役割は重要です。
Joule Workが「日々の仕事を依頼し、進める」側の変化を示すのに対し、Joule Studioは「その仕事を支える仕組みをつくり、改善する」側の変化を示しています。二つを合わせて捉えることで、SAPが変えようとしている仕事の姿が見えてきます。
仕事を依頼する入口や、仕組みをつくる環境が整っても、それだけでAIに企業の業務を任せられるわけではありません。どのデータを使い、何を根拠に判断し、どこまで実行してよいか。納期の回答一つにも、注文・在庫・供給予定の関係や、会社としての判断のルールが必要です。
SAP Business AI Platformは、AIに必要なデータ、業務の意味やつながり、システム連携、権限などの管理を結びつける基盤です。その中でSAP Knowledge Graphは、データや業務の関係をAIが捉えるための仕組みを担います。また、SAP Domain Modelsは、SAPの業務ロジックに関する知識をAIの理解や推論に活かすモデルです。
これは、AIに流暢な回答を作らせるだけでなく、会社の情報を根拠に、管理された範囲で仕事を進められるようにする取り組みです。前半でご紹介した、信頼できるデータ、業務とITの見える化、人とAIによる実行が、ここで一つにつながります。
こうした変化を受けて、これからのシステムづくりでは、「今の画面や操作をどう再現するか」だけでなく、「どの仕事を人が担い、どの仕事をAIに任せるか」を考えることが重要になります。同時に、長年培ってきたお客様の強みや、現場で欠かせない判断を見極める必要があります。
IPSは、SAPの新しい技術や考え方を継続的に捉え、お客様がこれから実現したいビジネスに照らして、活かす技術と導入の順序を考えます。組織や役割、業務、管理会計、データのあり方と合わせて具体化し、稼働後も実際の仕事に役立っているかを確かめながら改善を支えます。
目指すのは、新しい機能を備えることだけではありません。確認や手続きにかかる負担を減らし、生まれた余力をお客様への提案や新しい事業、次の成長への投資に振り向けられる会社づくりです。
納期対応の説明は、働き方の変化を示す活用イメージであり、特定機能の標準提供を示すものではありません。掲載内容には発表・先行提供段階の機能を含みます。利用できる機能や時期、必要な連携・設定は、製品、契約、言語、利用環境などによって異なります。
SAPソリューションをご検討中の方は
お気軽にご相談ください
SAPソリューションを
ご検討中の方に
認定・承認