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Case

IPS導入事例

東レインターナショナル株式会社様

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経理部員の大幅負荷削減に成功!

連結決算資料の作成にかかる大幅な負荷削減の実現


東レ連結決算短期化への貢献が課題

連結決算を含めた決算情報の早期開示は、多くの企業において、マーケットにおける企業評価指標の一つとして意識されています。

東レインターナショナル様(以下TI)は東レグループの海外商事事業を担う中核企業ですが、TIにとって、東レグループの先導として、何よりも自社の企業価値を高める為に、東レグループの決算短期化へ先進的な貢献を実施することは重要な課題でした。そこで、SAP ERPにより構築した情報基盤を活用した具体的な取り組みが開始されました。

SAP ERP“導入”がゴールでは無く

TIでは、既にSAP ERP(IPSパブリックパッケージ(商社))の導入により自社の決算業務は短期化され、且つ、SAP ERPの大福帳データベースには、業務管理に役立つ貴重な情報が蓄積されている状況にありました。

TIではこれら蓄積された情報をビジネスにおいて活用し、ERP導入効果を真に醸成するフェーズ、つまり“会社全体が情報を活用して”より生産性、あるいは業務品質を高めることを目指すに十分な素地が整いつつありました。

BW活用により効果

BWは、ユーザーが何時も親しんでいるAccessやExcelの使い勝手で、大福帳データベースを使いこなすインフラを提供します。そのインフラを活用して連結決算におけるスピードアップを図るプロジェクトが開始されました。その結果、SAP導入後、3日に短縮されていた決算処理作業を、BWで作業を行う事により、さらに半日に短縮する事ができるようになりました。

また、連結資料を作成するために、2週間かかっていた作業を1週間に短縮することができるようにもなりました。その結果、SAP ERP、BWを導入する以前は連結決算の資料提出の締め切り(4月14日)に間に合わない状態でしたが、SAP ERPを導入されることで、締め切り日に提出ができるようになり、BWを導入することでさらに、さらに1週間提出時期を早める事ができるようになりました。

加えて、これまでの決算期には、各個人が月に100時間ほど残業をしていたのを、60~70時間に削減することができるようになりました。結果、自社の決算のみでなく、グループ決算の短期化に対する取り組みは成功を持ってクローズされ、TI社内においてプロジェクトは社長賞を受賞する栄誉に輝きました。

会社情報

設立1986年12月20日
社員数380人(2003年4月)/国内:563人(2022年3月末)
資本金16億円(2002年)/20.4億円(2022年)
売上1,911億円(2002年)/5,701億円(2021年)
業種総合商社
事業内容海外取引を中心とした繊維、化学、機械、アパレル等様々な品目を扱う。
導入内容SAP ERPの購買管理、在庫管理、販売管理、財務管理、管理会計を導入。
会計部分とモデル営業部署を一年、その後6カ月間で順次営業部署を本番稼働。
また追加でSAP BWを導入。
導入期間SAP ERP 1999年11月から2001年7月
SAP BW 2002年9月から2003年8月

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