製品・サービス/事業内容
株主・投資家の皆様へ

Case

IPS導入事例

ニチバン株式会社様

業務変革とデータ活用による中期経営計画の推進に大きく貢献

接着テープや医療用テープなどの製造・販売を手がけるニチバン様は中長期ビジョン「NICHIBAN GROUP 2030 VISION」 実現の礎となる「進化・深化」と「変革」を達成するためにSAP S/4HANAを採用し、2021年4月からの段階稼働を経て2022年 4月に全社稼働を迎えました。本稼働後も「基幹システム運用プロジェクト」を立ち上げ、デジタル技術を活用したさらなる組 織・人員の最適配置を推進、併せて海外拠点への展開を推進しています。


導入の背景

同社は医療材からオフィス用品まで多岐にわたる製品を製造しており、その業務は極めて複雑なシステムにより運営されていました。システム入替以前は、個別最適でのシステム構築が行われており、会計システム・購買システム・販売システム等の基幹システムが、それぞれ固有のパッケージ、またはスクラッチ開発で構築されている状況であり、新中期経営計画をIT側面から実現するにあたっての足かせとなっていました。

導入効果

新中期経営計画【ISHIZUE 2023 ~SHINKA・変革~】の重点テーマには「事業戦略推進に向けたAI・IoTの積極活用」を定め、現行の【縦割り・個別最適】から 【組織横断・全体最適】 への変革に向け、業務プロセスを全体最適・標準化。SAP S/4HANAを全面的に活用しわずか1年で販売/生産計画から生産/原価管理まで一連の全社業務システムを「変革」することに成功しました。

短期でSAPを導入することができた要因

  • トップダウンによる全社への意識付け
  • 導入前の準備工程で、調査・計画立案をきちんと実施
  • 標準機能及びテンプレートの徹底活用
  • プロジェクト憲章によるメンバーの意識統一と判断基準の明確化

今後の取り組み

中期経営計画 【ISHIZUE 2023 ~SHINKA・変革~】 実現のために、基幹システムをグローバル標準の統合基幹業務システム(ERP)に刷新することで、基幹業務の整理(業務の特徴や形態を見極めたうえでの構造化/標準化)とシステム/データの統合(構造化と標準化)をし、戦略的にデータを活用することに取り組んでいます。

会社情報

設立1918年1月
社員数1,255名(2022年3月期)
資本金54.51億円
売上431億3,400万円(2022年3月期)
業種製造業
事業内容各種粘着テープの製造販売
導入内容S/4HANA購買管理、販売管理、生産管理、財務管理、管理会計を導入
導入期間2020年4月から2022年4月
(2021年4月:会計+生産・購買/2022年4月:販売の段階導入)

SAPソリューションをご検討中の方は
お気軽にご相談ください

認定・承認


TOP