SAP S/4HANA

SAP HANA上で最適化し、23年ぶりにアーキテクチャを刷新した第4世代のERPです。 テクノロジーの進歩で社会のデジタル化が進む中、デジタルビジネスを実践するためのコアシステムとして誕生しました。 SAP S/4HANAは、変革の足枷となっていた業務やシステムの複雑さを解消し、シンプル化を実現します。 自社のビジネスのすべてがデジタル上に再現されることで、ビジネスモデル、ビジネスプロセス、意思決定の行い方、そしてワークスタイルの再創造が始まります。

SAP S/4HANAが選ばれる理由

ポイント① DX戦略からのERP投資

国内企業のDX化が進んでいますが、まだまだERP刷新への投資優先度は低く、今後も自社独自の業務プロセスの搭載が可能なシステムを選択するという傾向があります。
この動きはDX実現シナリオに示される「新たなデジタル技術の活用にシフトする」という方向性からは乖離しています。

企業はブラックボックス化した基幹業務の運用/保守に関わるコストを抑え、企業データを有効活用することにより、スピーディな意思決定を実現しなければなりません。

SAP S/4HANAは一元管理された統合データベースにより、リアルタイムでのデータ分析と、高度な拡張性により、AIやRPAを活用できるデジタル化に最適なERPアプリケーションです。
これはDX実現シナリオの目指す、デジタル技術を活用するための基幹システムとして最適な姿となります。

ポイント② 業務プロセスの効率化
多くの日本の企業ではこれまで、組織的に強い現場力と競合企業に負けない競争力を生み出し、現場の業務プロセス合った基幹システムを必要とするため、自社開発のシステムを利用するか、パッケージ製品を導入し多くのアドオン機能を追加開発して利用してきました。しかし、市場が国内から海外へ広がり、事業の拡大や多角化が進むと、ビジネス環境の変化に素早くかつ柔軟に対応できる企業組織や風土を持つ事が求められます。

そこで重要なのは、業務を円滑に推進するための業務プロセスとそれを支えるITとなります。

SAP S /4HANAは全ての業務プロセスを同一データベースで管理するため、損益など経営情報の早期把握、耐監査性の向上、社内コミュニケーションコストの削減が期待でき、業務に必要なレポート群が標準装備されているため、最新のデータに基づく業務管理の向上が見込めます。
また、高速のインメモリー基盤を持つHANAデータベースに蓄積された情報を、強力なBI機能により自由に分析が可能で、経営・業務情報の可視化が促進されます。
ポイント③ 望まれるグローバル化
経済のグローバル化によって、多くの日本企業の置かれている環境が大きく変化しています。 そのため、ERPアプリケーションには各地域/国/産業分野における商習慣の対応が求められます。

SAP S/4HANAは、これらを1つのシステム(1インスタンス)で管理可能な仕組みと各国言語によるログオン、複数通貨の対応、各国法規制の対応がなされています。
更に、グループ会社でマスターを共有し、分析軸や勘定科目を統一することでのグループ経営管理の向上、内部統制強化を図る事ができます。
会社間取引機能が標準で用意されており、特に関連会社への支給プロセスや受発注プロセスの効率化を期待できます。

IPSの取り組み

IPSはS/4HANAをお客様の業務品質を格段に高めることが出来る次世代の業務ツールとして受け止めました。
そこで、S/4HANAをいち早く習得し、EasyOneに組み込みました。
SAP社が主催するS/4HANAコンソーシアムで常に最新情報をアップデートしています。
2015年7月からは株式会社インターネットイニシアティブ提供するクラウド環境「IIJ GIOコンポーネントサービス データベースアドオン インメモリプラットフォーム for SAP HANA」からも順次提供が開始されます。

SAPが日本に広がり始めた当時からSAP ERPを良く知る当社代表の渡邉はこのように述べています。
“S/4HANAによりお客様の業務はもちろんのこと、我々IT業界のサービスそのものが抜本的に見直される事になるだろう。システムを作ることで注文をいただく時代は終わる。
究極の完成形であるS/4HANAの到来により、お客様の業務と真剣に向き合うベンダーとサービスだけが生き残ることになるだろう。“

開発者のコメント

S/4HANAは従来のERPとは全く異なります。 従来はひとつの仕事をするために、システムでは複数の画面や機能を使わなければならない、あるいは構築が必要でした。
ところが、S/4HANAは違いました。

お客様の仕事に求められるあらゆる情報はひとつのタイルや画面に集約されます。
また仕事のスタイルに応じて画面や情報量は変更できます。しかも、これらは簡単なシステム調整で実現出来ます。
またインメモリデータベースHANAにより大量のデータもBIツールを経由しなくてもリアルタイムに得ることが出来るようになりました。
ここで得た情報は、タイムリーに見るだけでなくシュミレーションからデータ訂正まで可能になりました。

S/4HANAをEasyOneに組み込むことによりお客様の業務品質をより高めることが出来ることを確信しました。

 

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